「小笠原諸島・父島の『洲崎村民の森』再生を目指して」へのご支援をありがとうございました

 

ご支援のお礼

この度は「小笠原諸島・父島の『洲崎村民の森』再生を目指して」にご支援いただき、誠にありがとうございました。
皆さまのご支援と温かいコメントは地元でも大きな反響を生み、「村民の森」の再生だけでなく、バイオマス資源の有効活用にも好影響がもたらされたと感じています。
私たちTWR事務局としても、皆さまのご支援によってハード面の整備を充実させていただきましたので、「森づくり」や「木工」など体験コンテンツの質(ソフト面)を向上させる努力を重ね、活動の持続性をあげる「参加者、地域とのwin-win」関係をもっともっと増やしていく所存です。
TWR活動は『次世代が主体性を持った参加を促していく』ことを最大の目標にしています。森づくりも資源の地産地消も100年単位の超長期視点で考えていくべき課題です。
この度のご支援が島っ子の笑顔を増やし、植えた固有種の苗木は島っ子と共に成長し、次の森の主役になっていく。
だからこそ次世代が自分達の次世代にも引き継いでくれる。
かけがえのない贈り物をいただけた事に心から感謝します。

支援金の使い道について

支援金については、下記物品等を購入する等の費用に充てさせていただきました。
【支援総額:約100万円】
  • ランダムオービットサンダ 10台…16万円
  • ベルトディスクサンダ 2台…5万円
  • 木工旋盤 2台…16万円
  • 固有種苗 100株…25万円
  • ESD講師料…10万円
  • YAMAP FUNDING運営費…7万円
 
※上記以外のご支援分(約20万円)に関しては、今後のTWR活動費として大切に活用させていただきます。

これまでの活動

外来種の駆除・植林作業は月次の「TWR森づくり活動」で順次実施していきますが、4月は島内にインフルエンザ感染が拡がったため中止。5月28日に今年度1回目を大成功に終えることができました。
固有種・在来種の苗木は昨年度、小笠原小学校の4年生が作成した2023年度「300㎡森つくり計画」に沿って、外来種を伐根駆除した穴に植林していきます。
【TWR森づくり活動】第1回目の活動報告
【TWR森づくり】第1回目動画(YouTube)
 
 
また、洲崎村民の森から車で5分ほどの場所に「木工fab」を開設しました。イベントのワークショップだけでなく、通常のTWR活動参加者への返礼品ラインナップに木工fabの利用権を追加しますので、地域の生活が更に豊かになり、TWR参加者も更に増えるのではないか?と考えております。
 

今後の活動予定

6月には「初夏のESDイベント」予定していますが、木工ワークショップではご支援で購入させていただいた木工機器のお陰で「道具待ち渋滞」が大きく緩和されることになりそうです。その中でも「木工旋盤」の導入はワークショップの体験幅を大きく向上してくれそうです!
今後は更に税金(公共事業)に依存せず、低コストで持続的な自然再生活動を目指していく予定です。
環境保全や公園の管理、施設やインフラ管理のプロフェッショナル集団として更に知見を磨くと共に、環境や教育を基軸とした「山村離島地域と都市部を繋ぐ新たな経済圏」の構築をTWRは目指します。
YAMAPユーザーさまのような環境意識の高い皆さま、ESG投資を検討いただく企業さま、本土のZ世代など多くの関係人口チャネルを開拓し、持続可能な環境保全を実現させたいと考えています。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
また、TWR活動で使用するエネルギーについても脱炭素化を目指していく予定です。
まずはイベント時の電力を再生可能エネルギーに変えるなど、森づくり活動によるCO2吸収だけでなく、活動時のCO2排出量を減らす工夫をしていきます。
末筆になりますが、この度はご支援並びに多くの心温まるメッセージをいただき、誠にありがとうございました。TWR一同、大きな励みになりました!
小笠原にご来島される際にはぜひお声がけください。「洲崎村民の森」や「木工fab」などご案内させていただきます。タイミングが合えばイベントや森づくりにもご参加いただけると嬉しいです。
以後、諸々のTWR活動は公式アカウントの活動記録で順次ご報告させていただきますので、引き続き「小笠原関係人口」としてお付き合いいただけますと幸いです。
 
YAMAP公式アカウント:Team Wood Recycle事務局