宮地山・鎮守の杜再生事業をご支援頂きありがとうございました

 

ご支援のお礼

 
この度は、YAMAP FUNDINGの支援プロジェクトにより、宮地山・鎮守の杜再生事業にご支援をいただき心から御礼を申し上げます。
全国約16,000名もの方々からご支援、ご関心をいただけたことが何よりもありがたく、これからのプロジェクトの励みとなります。プロジェクトの支援とともに、YAMAP公式アカウント・NPO法人SOMAのフォローも多くの方にいただきました。今後もモーメントなどを通じてみなさまに進捗報告、ご協力のよびかけをさせていただきたいと思います。
 

支援金の使い道について

 
頂いたご支援で3つのプロジェクトが具体的に動き出し始めます。

①宮地山の植生調査

人の手入れが行き届かずに下層植生が衰退し、表土の流失が起きている宮地山の様子。
人の手入れが行き届かずに下層植生が衰退し、表土の流失が起きている宮地山の様子。
 
まずは、11月末に宮地山の植生調査を行います。過去の文献と照らし合わせ、そして現代の気候にも合わせた宮地山の鎮守の杜のグランドデザインをしてまいります。昔の宮地山をご存知の方に聞けば、今はあまり確認できない樹種もあったようです。様々な生き物がそれぞれの形で関われるような多様な杜であったようです。

②「宮地獄 鎮守の杜フォーラム(仮)」の開催

 
2つ目は、「宮地獄 鎮守の杜フォーラム(仮)」を2023年の2月12日に開催いたします。宮地嶽神社、その氏子のみなさま、福津市民、そして宮地嶽(宮地山)に関心を寄せていただいている全国の皆様にむけて行います。本プロジェクトの趣旨説明、関わってくださる方の思い、植生調査の結果、今後のプロジェクトのスケジュールや資金集めへのご協力などを行う予定です。
フォーラムはオンサイトとオンラインライブ配信のハイブリッド形式で行います。ちょうど光の道ウィークにも入る時期を選びました。ぜひ、現地参加いただける方は足を運んでいただき、宮地山の自然がもたらす様々な恵みを体感していただきたいです。フォーラム前に関係者と宮地嶽を散策するツアーも企画予定です。
 
NPO法人SOMA メーリングリスト申し込みフォーム
「宮地獄 鎮守の杜フォーラム(仮)」など、NPO法人SOMAのイベントに関するお知らせを配信いたします。ご興味・ご関心のある方は、ぜひご登録ください。
 
 

③どんぐり拾いと苗作り

 
 
3つ目は、福津市の保育園と協働でどんぐり拾いと苗作りが始まります。年少時に集めたどんぐりから育てた苗を、2年後の卒園時に記念植樹をし、約15年後の成人式で森になった木々にまた会いに来る、という壮大なプロジェクトのスタートです。
 

今後の活動予定

 
今後、40万平方メートルを越える山の状態の現状把握を逐次行いながら、土壌や自然歩道の再生・改善、伐木・植樹、生物多様性の変化、宮地嶽の環境改善にともなう河川・海の環境変化など、本プロジェクトを通して実施していくことがたくさんあります。多くの人手、そして資金を必要とします。みなさまの継続的なご支援・ご関心をいただければ幸いです。
今は杉の人工林に覆われ何も見渡すことができない宮地山の山頂に、美しい海から光の道がまっすぐに差し込む日を皆様と分かち合える日を心から願っております。