“登山計画” でYAMAPをもっと使いこなす

登山中に「ルート探索」機能を使ってみていかがでしたか?
目的地までのルートや残り時間の目安を手軽に知ることができて、便利だったのではないでしょうか。便利だと思っていただけたら嬉しいです。
この記事は、ルート探索をはじめとした各機能を有効に使い分けるための知識をご紹介します。
▼ 2 つのポイント
- ルート探索にはできないこと
- 事前に登山計画を立てて到着時刻予測機能を使う
1. ルート探索にはできないこと
ルート探索機能は手軽に使うことができますが、以下のようなことはできません。
- 往復や周回など、同じところに戻ってくるようなルートを調べること
- 歩行ペースを考慮した時間予測(必ずコースタイムどおりで計算されます)
言い換えると、ルート探索ができることは「指定した目的地までの最短ルートと、それをコースタイムで歩いたときの時間」を調べることです。
たとえばトレイルランニングなどの歩行ペースが速い登山をしているときは、ルート探索で導かれるコースタイムを自分のペースに応じて読み替える必要があります。
2. 登山計画を立てて到着時刻予測機能を使う

ここが、本記事でもっともみなさんに伝えたいことです。
前述のルート探索にできないことは、事前に登山計画を立てることで解決できます。
事前に登山計画を立てることで…
- 往復や周回など、複雑なルートも自由に組み合わせて、登山開始から終了までの一連の行程を作成できる
- 作成した計画は登山中に地図に表示することができるので、道に迷いにくい
- その行程に沿って歩くことで、目的地の到着時刻や下山時刻がわかる
- しかも、今の歩行ペースが予測に反映されるからルート探索よりも高精度
このようなメリットがあります。
事前に登山計画を立てておくことで、登山中は到着時刻予測機能で自分のペースや計画に遅れがないかを確認し、現地で寄り道やルート変更をしたいときに、ルート探索を活用する。
といった使い分けをすることで、すべてのメリットを活かしてYAMAPを使いこなすことができるのです。
まとめ
▼ この記事を読んだ方は、次回は以下のことを意識してYAMAPを使ってみてください。
✅ 登山計画を事前に作成して、歩く予定のルートを決めておく
✅ 計画に沿って歩きながら、到着時刻予測を都度チェックする
✅ 途中で寄り道したりルートを変更したいときはルート探索を活用する
考えてみれば、事前に計画を立てて山に登るのは当たり前のことです。その当たり前をするだけで、その情報を使ってYAMAPはあなたの登山をナビゲーションしてくれます。
今までもそうしていたよ!という方は素晴らしいです。ぜひ今後も続けてください。
最後に:登山頻度が少なくてもYAMAPプレミアムはおすすめ
この記事でご紹介した機能をフル活用するには、YAMAPプレミアムへのご登録が必要です。
YAMAPプレミアムに登録するメリットとしては、「地図が無制限でダウンロードできる」という特典がもっともよく目立ちます。
しかし、登山頻度が少ない方もYAMAPプレミアムの機能を使いこなすことで、一回一回の登山がより安全で便利になるので、YAMAPプレミアムに登録するメリットは非常に大きいのです。
まだプレミアムに登録したことがない方は、30日間無料で使うことができるので、この機会に、ぜひご検討ください。
1ヶ月無料体験は、「YAMAPプレミアム」を初めてご利用する方が対象です