YAMAPの救助貢献と活用事例
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遭難救助貢献事例
岐阜県 左門岳(2020年5月)
家族からの通報を元に登山口で車を発見し、その付近を重点的に捜索するも見つからず、YAMAPに連絡。位置情報を確認したところ、登山口とは別方向に歩いている軌跡を確認したため、その付近をピンポイントで捜索したことで、無事遭難者を救助することができました。
YAMAPの各種機能について
YAMAPでは、GPS地図以外にも安全登山のための機能を充実させており、ユーザーへと利用を促す施策を常に行い続けています。
登山計画機能

YAMAPアプリから作成する登山計画機能です。地図の中から通るルートを選択するだけで自動で時間が入力されるつくりになっています。
それをそのまま登山届として、各自治体・警察に提出することができるようなシステムもあり、実際に長野県との連携後は多数の登山届が提出されるという実績もあります。
みまもり機能

登山者がYAMAPで記録しながら歩いたルートは、随時YAMAPのサーバーへと送信されています。それを家族や知人など最初に設定した相手に知らせるのが「みまもり機能」です。
たとえば、遅い時間になっても下山連絡がない家族がみまもり画面を確認し、まだ山の中の特定の位置からしばらく動いていないとなると、それは遭難の可能性が高いと推測されます。すると、家族の判断ですばやく通報することができます。
登山者がスマホの電波の圏外にいても、もし同じYAMAPを使っているユーザーとすれ違った場合、そのすれ違った位置情報を記録します。どちらか一方が遭難したとしても、どちらか一方が下山して電波の入る場所に行けば、その瞬間双方の位置情報をYAMAPのサーバーへと送信。遭難者が最後にいた位置を特定できるため、捜索のあたりを付けることが可能になります。