YAMAPの救助貢献と活用事例

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遭難救助貢献事例

岐阜県 左門岳(2020年5月)

家族からの通報を元に登山口で車を発見し、その付近を重点的に捜索するも見つからず、YAMAPに連絡。位置情報を確認したところ、登山口とは別方向に歩いている軌跡を確認したため、その付近をピンポイントで捜索したことで、無事遭難者を救助することができました。

岐阜県・長野県 四ッ岳(2021年2月)

雪山で山スキーをしていた2名が遭難。YAMAPよりみまもり機能の位置情報を提供し、救助隊が提供された位置に向かっているところで遭難者を発見、救助。
「夕方は中腹に」登山アプリの位置情報、遭難救助に威力:朝日新聞デジタル
メニューをとばして、記事の本文エリアへ  登山者が現在位置を知るために使う登山アプリが、遭難の際の救助に役立つケースが出始めている。2月、雪山で行方不明になった2人の捜索でも、アプリの位置情報が活用された。  2月7日、岐阜・ 長野県境の 北アルプス・四ツ岳(2751メートル)で山スキーに出かけた5人のうち60代の男性と50代の女性が行方不明になった。8日朝から 岐阜県警 の山岳警備隊が仲間からの情報をたよりに捜索を開始した。  雪でヘリコプターは飛べず、7人が歩いて山に向かった。捜索の糸口になったのは、行方不明者が使っていた登山アプリ「YAMAP」。GPSを使い、通信圏外の山の中でも自分の位置を確認できるアプリだ。  県警が運営会社側に位置情報... この記事は 有料会員記事 です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 ここから広告です 広告終わり ここから広告です 広告終わり ここから広告です 広告終わり 朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

YAMAPの各種機能について

YAMAPでは、GPS地図以外にも安全登山のための機能を充実させており、ユーザーへと利用を促す施策を常に行い続けています。

登山計画機能

YAMAPアプリから作成する登山計画機能です。地図の中から通るルートを選択するだけで自動で時間が入力されるつくりになっています。
それをそのまま登山届として、各自治体・警察に提出することができるようなシステムもあり、実際に長野県との連携後は多数の登山届が提出されるという実績もあります。

みまもり機能

登山者がYAMAPで記録しながら歩いたルートは、随時YAMAPのサーバーへと送信されています。それを家族や知人など最初に設定した相手に知らせるのが「みまもり機能」です。
たとえば、遅い時間になっても下山連絡がない家族がみまもり画面を確認し、まだ山の中の特定の位置からしばらく動いていないとなると、それは遭難の可能性が高いと推測されます。すると、家族の判断ですばやく通報することができます。
登山者がスマホの電波の圏外にいても、もし同じYAMAPを使っているユーザーとすれ違った場合、そのすれ違った位置情報を記録します。どちらか一方が遭難したとしても、どちらか一方が下山して電波の入る場所に行けば、その瞬間双方の位置情報をYAMAPのサーバーへと送信。遭難者が最後にいた位置を特定できるため、捜索のあたりを付けることが可能になります。