
【YAMAP会員限定】『ヨシ刈りを手伝って湿原維持に貢献しよう!』in 飛騨市 参加者募集

今回YAMAPでは、飛騨市と共同で企画する1泊2日のスペシャルツアー『ヨシ刈りを手伝って湿原維持に貢献しよう!』(2022年7月16日(土)~17日(日) )にご参加いただける方を募集します。
岐阜県飛騨市にある池ヶ原湿原は、美しいミズバショウが群生し「岐阜の尾瀬」とも称される景勝地。しかし近年では、環境の変化によってヨシが繁殖しその植生が大きく損なわれています。湿原に敷かれた木道は人の背丈ほどに茂ったヨシに塞がれ、歩くのも困難なほどに。
このような状況をYAMAP会員の皆さんの力を借りて改善し、池ヶ原湿原本来の植生を取り戻そうと企画されたのが今回のツアーです。現地での活動前には、湿原の現状を知るためのオンラインイベントも予定しており、しっかりと地域を理解し、関わりを深めることができるツアー内容となっています。
ツアー1日目は池ヶ原湿原でのヨシ刈りを中心に活動し、2日目は市街地を巡り飛騨市の魅力を存分に堪能。地域の方々や旅の仲間との濃密な時間を通して、池ヶ原湿原、そして飛騨市を満喫できる旅のプランをご用意して、皆さんをお待ちしています。ぜひ奮ってご応募ください。
*池ヶ原湿原に関するYAMAP MAGAIZNE 記事はこちら
行程予定
【1日目】
ヨシ刈り・フィールド勉強会
池ヶ原湿原に茂ったヨシの刈り取りを地域の方々と共に実施します。作業は、背の高さほどに繁茂したヨシの群生を手で刈り取り、それを湿原の外まで一輪車を使って運び出すというもの。専門的な技能は必要ありませんが、夏の炎天下、なかなかハードな作業となります。地域の方との共同作業になりますので、困ったことがあればすぐに相談できますのでご安心ください。
お昼休みは森のコンサートで癒しの一時。お昼ご飯は飛騨の食材をふんだんに使ったお弁当をご用意しています。午後は池ヶ原湿原のフィールド勉強会を予定しており湿原の現状・課題を専門ガイドによる案内のもと確認。湿原の植物に関するレクチャーなども予定に盛り込んだ、学びの多い充実の内容です。なお、午前中の作業でヨシ刈りの作業の面白さに目覚めた方は、希望者限定で午後も作業を継続可能。参加者の希望や体調を考慮しながら、作業を進める予定です。
現地の方と共にいい汗をかいて、親睦を深める時間は、きっと普通の旅では味わえない思い出になるはずです。

宿泊
コテージスタイルの宿に宿泊し参加者同士の親睦を深めます。夕食は飛騨牛をはじめとした地域食材でのBBQに舌鼓。

【2日目】
飛騨古川の町探検
飛騨市の路地裏まで知り尽くした市役所の職員さんと一緒に飛騨の名所を巡るスペシャルな町歩きツアーをご用意。代々受け継がれる匠の技術や世界が注目する伝統行事「飛騨古川祭」について理解を深めたり、地元から愛される薬草食や酒蔵訪問など、個人旅行では気が付きにくい隠れた名所、触れることのできないツウな文化を堪能してください。
町歩きを終えたあとは、地元の方々の溜まり場、通称「大人の秘密基地」に集合し、旅を振り返りながら池ヶ原湿原・飛騨市の今後について皆さんとざっくばらんに話し、より良い地域のあり方について考えを深めていきます。

【案内人】

岩佐 勝美さん
池ヶ原湿原自然保護センター所長
飛騨の森ガイド協会の会長
「春のミズバショウやリュウキンカに始まり、サワオグルマ、カキツバタ、コオニユリなど、季節ごとに様々な湿地性の花に出合える池ヶ原湿原は、森のオアシスとして訪れる方の心を癒やしてくれています。同時に、湿原ならではの多様な生態系が育まれる、動植物にとってのオアシスでもあります。この美しい風景と豊かな自然を次の世代に繋げていくために、どうぞ皆さんの力をお貸しください。」

齋藤 由宏さん
飛騨市商工観光部 まちづくり観光課 課長
「飛騨市まちづくり観光課の齋藤です。私もYAMAPユーザーの一人です。美しい自然は地域の皆さんの努力により守られています。今回は地域の皆さんと一緒に保全活動に参加していただき、自然を守る大切さや、地域の想いを感じてほしいです!夜のBBQや街巡りなど、楽しい時間を一緒に過ごしましょう(^^)/」

石原 伶奈さん
飛騨市商工観光部 まちづくり観光課
「私も登山が大好きで、春の森の小さな妖精たち、夏は北アルプスの山々、秋は錦秋に染まる広葉樹の森など、山登りを通じて、飛騨の四季の美しさを、日々感じています。ヤマッパーの皆さんと一緒に、池ヶ原湿原を未来に繋いでいく活動ができるのを今からわくわくしています。豊かな森が育んだ“食”も併せてお楽しみください!」
【YAMAPスタッフからのコメント】
「一生忘れられない旅になる」。今回のツアーは飛騨市とYAMAPが全力で取り組む企画です。湿原の保全活動だけにとどまらず、飛騨市の自然と観光、そして人の魅力を存分に体感してもらえるよう張り切って準備中。きっとたくさん笑って「あーまた飛騨に来たい」って思ってもらえるような素敵なツアーになるはずなので、みなさんの参加をお待ちしています!(YAMAP 斎藤克己)
単なる旅行で終わらない、地域と深く交流することの「喜び」や「愉しさ」を追求したツアーを準備しています。この旅を通してできる仲間や地域の方々との関係性はきっと人生を豊かにしてくれるはず。いつでも戻ってきたい「第2の故郷」をこの旅を通して発見してもらえたら嬉しいです。ぜひ奮ってご応募ください!(YAMAP 岩田康宏)
応募概要、ツアー詳細は以下の通りです。応募者多数の場合、厳正なる審査のうえ、参加確定の方のみを対象に、2022年6月17日(金) までにご入力のメールアドレス宛に、結果のご連絡及び詳細行程表をお知らせいたします。
<<応募フォームはこちら>>
応募概要
- 応募締め切り:2022年6月12日(日)
- 募集人数:10名
- ※大変恐縮ですが、応募者多数の場合、選考の上、参加者を確定させていただきます。
- 応募方法:本ページに記載の応募フォームへの情報入力をもって、応募完了とします。
- 応募資格:YAMAP会員である方、当日の感想についてアンケートまたはヒアリングにご協力いただける方、YAMAP MAGAZINEの記事や飛騨市のホームページ等で、ツアー中の取材をもとにしたインタビューやお顔の写った写真の使用を許諾いただける方
ツアー詳細情報
- 日 程 2022年7月16日(土)- 17日(日)1泊2日
- 雨天決行
- 現地集合・現地解散のため、遠隔地から参加の場合は前泊が必要になります。なお、前泊の宿については候補の宿をYAMAP側で提案させていただきます
- 現地までの交通費および前泊が必要な場合の費用はご自身でご負担お願いします
- 定 員 YAMAP会員 10名
- 宿 泊 ナチュールみやがわ(コテージ泊)
- 移 動 マイクロバス
- 料 金 2万円程度
- ※選考を通過した参加希望者には後日、旅行代金、行程詳細等を連絡し、その後参加の最終確定となります。
- 行 程
- 1日目
- 午前:ヨシ刈り作業
- 昼 :森のコンサート(昼食付き)
- 午後:フィールド勉強会
- 夜 :飛騨牛BBQ
- 2日目 地元案内人と飛騨古川の町探検(昼食付き)
- 集 合 7/16 (土) AM 7:30 飛騨市役所 岐阜県飛騨市古川町本町2-22
- 解 散 7/17 (日) PM 3:00 市街地
- ※ 解散時間は、当日の行程次第で前後する可能性がございます。
服装・持ち物
- 長靴、手袋(滑り止め付き推奨) ※ヨシ刈りで利用します
- 動きやすい服装
- マスク
- タオル
- 飲料
- レインウェア上下
- 歯ブラシ
オンラインイベント概要
- 日 程 2022年6月29日(水)19:00-20:30
- 内 容 参加者・関係者の顔合わせ、飛騨市・池ヶ原湿原についてのご紹介
- 備 考 Zoom(オンライン会議システム)を利用します
お問い合わせ
以下にメールにてお問い合わせください。
株式会社ヤマップ担当:岩田、斎藤
メール:sales@yamap.co.jp
個人情報の取り扱いについて
当社はお客様からご提供いただいた個人情報について、当選者の確認及び当選者への連絡その他当社プライバシーポリシー記載の利用目的にのみ、同ポリシーに基づいて適切に利用いたします。
プライバシーポリシー:https://yamap.com/terms/privacy
<<応募フォームはこちら>>
飛騨市地域おこし協力隊の隊員募集中!
飛騨市では池ヶ原湿原の保全をはじめ、さまざまな業務を担ってくれる地域おこし協力隊を募集中。今回のツアーは現地の様子を知るのに良い機会かもしれません。少しでも興味があればこちらもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
【地域おこし協力隊募集について飛騨市スタッフからのコメント】
飛騨市まちづくり観光課長の齋藤です。飛騨市は面積の93%が森林。豊かな自然を守り、未来へどう繋いでいくか? まちづくり観光課では池ヶ原湿原をはじめ、深洞湿原、天蓋山、北ノ俣など様々な自然フィールドの保全と活用を進めています。
今後、重点事業として取組むにあたり、一緒に頑張ってくれるバディを探しています。自然が好きで、地域と繋がり、情熱的に働いてくれる方いませんか? まずは、地域おこし協力隊での採用を考えています。(任期3年 報酬240万円/年 活動費200万円/年 副業可)。少しでも興味があるという方、まずはご連絡ください。なお、飛騨にお越しいただければ、私、齋藤が自然フィールドをご案内しますよ!
■ 飛騨市役所まちづくり観光課
0577-73-7463