プロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました

ご支援のお礼

 
 
 
この度は『鋸山復興プロジェクト in 千葉』事業に多大なご支援を頂きありがとうございます。皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。
思えば2年半前、房総半島を襲った台風15号により鋸山は甚大な被害に見舞われました。登山道は全て通行不能になるなど観光が基盤である当地域にとって鋸山のダメージは深刻な問題でした。このピンチを救ってくれたのが山をこよなく愛する登山愛好家の皆様でした。この皆様たちとの出会いにより支援の輪が瞬く間に広がりわずか4ヶ月というスピードで登山道のうち2本を開通することができました。
おかげさまで昨年7月、鋸山は日本遺産の候補地域として文化庁より認定を受けました。現地に遺る江戸期よりの石切場の遺構が産業遺産としての価値を認められたのです。かつて石の切り出しにより地域の人々を支えた鋸山が、時代を越え、今度は観光資源として私たち地域の人々を支えてくれる存在になってくれております。
登山道は復旧されましたが鋸山にはまだまだ台風の爪痕、危険箇所、未整備のエリア等々の課題が山積されております。これらの課題を克服し継続的な山の整備・保全を続けるため、これからも被災以降ご支援くださった皆様と一緒に、房総のシンボル、鋸山を次世代へ繋ぐために継続した活動を続けて行きたいと思います。いただいたご支援は鋸山の復興や整備に役立てさせていただきます。
鋸山が訪れる人、地域の人にとって「喜び溢れる山」として愛される続ける山になるようこれからも活動してまいります。
皆様のご支援に心より感謝申し上げ、御礼の言葉とさせていただきます。
令和4年2月19日

今後のDOMOの使い道

登山道に落下した倒木を、チェーンソーや斧などで小分けに切断していく整備の様子。
登山道に落下した倒木を、チェーンソーや斧などで小分けに切断していく整備の様子。
 
台風からの開通後も、人が手を入れていかなくては、安全な登山道を維持することが難しい状況です。
皆様よりいただきましたご支援で、被災をきっかけに劣化した登山道の整備、倒木処理や階段づくり、安全柵の設置、案内板/注意看板の設置、等を進めて参ります。活動費用となる、保険代、燃料代、重機代、くま手等整備品代の捻出も行います。
また、被災後、入れないルート等を削除した最新の登山道MAPを作成しました。多くの登山客をお迎えする観光地として、鋸山の現在の正しい情報をお伝えできるよう、MAP印刷費にも予算をあて、観光案内や各施設で配布させていただければと考えています。
 
 
are2021年11月21日に実施した、鋸山復興プロジェクトのボランティア活動に参加した方々。
are2021年11月21日に実施した、鋸山復興プロジェクトのボランティア活動に参加した方々。