プロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました

ご支援のお礼

 
YAMAPユーザーのみなさま、この度は『知床の森を育てるin北海道』にあたたかいご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。北海道の斜里町長、馬場隆です。
当町が推進するしれとこ100平方メートル運動は、国策で切り拓かれた開拓跡地を原生の森に復元するという壮大な夢を実現するべく、40年以上知床の地で植樹などの森づくりを続けています。
知床で生まれた種や稚樹を育て、植樹し、エゾシカに食べられないよう保護し、手入れをする作業ひとつひとつは小さなものです。
ですが、育った木々が実をつけると、リスやヒグマや鳥たちが集まってきます。動物たちが種を運んでくれて、森はさらに豊かになっていきます。
そんな知床らしい森になるよう、100年、200年と作業を続けて参ります。
 

今後のDOMOの使い道

 
増えすぎたエゾシカによって、シカが好む広葉樹の多くが樹皮を食べられ枯れてしまいました。また、かつて植えられた針葉樹林は日が差し込まない暗い森へと変わり、ほかの植物が入り込めない多様性の低い環境になっています。
そこで、針葉樹の間伐を行い、光環境を改善し、かつ種子を散布する広葉樹を植えます。また、広葉樹が食べられてしまわないよう、エゾシカの侵入を防ぐ柵を建設・維持管理しています。
この度、みなさまから頂戴したDOMOポイントは、広葉樹の植樹、エゾシカ侵入防止柵の強化・修繕に活用いたします。
山や森を愛するみなさまのお気持ちを大切に、豊かな森を目指して活動して参ります。今後とも応援をよろしくお願いいたします。