DOMOご支援のお礼と今後の使い道について

ご支援のお礼

「鎮守の森のプロジェクト」は津波などの災害から、人々の命や大切な家財などを守る「森の防潮堤」づくりを続けています。
コンクリートの防潮堤は約50年で強度が低下していきますが、「森の防潮堤」は生い茂る木々の下からまた新しい芽吹きがあり、永続的にその機能を保つことができます。
東日本大震災から10年が経過し、震災の記憶も薄れつつありますが、皆さまのご支援でつくられるこの森は、再び襲来する大津波から未来の多くの「いのち」を守ることでしょう。 皆さま支援者そして植樹ボランティアのご協力で植えられる苗木は、皆さんの「こども」たちです。ぜひ近くにお越しの際は、その成長を見届けてあげて下さい。
この度はご支援ありがとうございます。

今後のDOMOの使い道

今回約2000本の苗木代(資材・肥料等諸経費含)のご支援をいただき、南相馬市北泉の海岸近くに植えさせていただきます。
「タブノキ」や「シイ」「カシ」などの高木を主に、亜高木、低木など約20種類を植え、20年から30年かけて、この地域に自生する在来樹種で構成された森となります。土地に根ざした樹種で作られているため、気候や風土に適しており、メンテナンスはほとんど必要ありません。
また様々な樹種で構成された自然に近しい森は、根と根が絡み合い災害に強い森となります。この森の地中、地上にはさまざまな植物、微生物や虫などが住みつき、鳥なども生息していきます。これは生物の多様性や温暖化対策にも寄与し、SDGsへの取り組みでもあります。